日本の空間デザインの新しい価値を創造し世界に貢献する
時代の流れとともに、空間デザインは、ショーウィンドウディスプレイから都市空間の規模にまで拡大し、さらに高次元のコミュニケーションデザインや、ホスピタリティデザインなど領域の拡張も求められるようになりました。また、表現方法や対象も多様化し、それはメディア、バーチャル、事造りにまで及び始めました。
このような変化する多様性をもった日本の空間デザインが進化し続けるためには、分野を超えて、より多くのクリエイティブが触発し合い、新しい価値を創出する場が重要です。そこで、多様な空間に関わるクリエイティブが一同に会し影響しあえるアワードの必要性を強く感じるに至りました。
2019年 DSA( 日本空間デザイン協会) と、JCD( 日本商環境デザイン協会) は、アワードを統合し、「日本空間デザイン賞」を創設いたします。
2つの協会のアワードはそれぞれ1966 年と1974 年に創設され、半世紀もの間、独自のカテゴリーを顕彰してまいりました。
実績あるアワードを合せることで日本の空間デザインの世界をより強固なものにできると考えています。
これにより、名実ともに日本を代表する空間デザインアワードとなった「日本空間デザイン賞」は、これまで以上に、空間デザインの発展に貢献して参ります。
日本空間デザイン賞とは
日本空間デザイン賞とは、日本で唯一かつ最大の空間アワードです。
社会が複雑化するなかで、デザインの役割は様々な課題と直面しています。
そして、デザインは今までにはなかった新しい切り口がますます必要とされるようになり、様々な空間
の価値を構築していくことが求められています。
日本空間デザイン賞は業界全体を巻き込む仕組みづくりをし、発見と創造のある、より良い循環と活動
を創り出します。
日本から優れたデザインを定期的に発信し、世界に向かって評価や価値を高めていくことで「空間デザインのちから」を伝えることを目指します。
〈ビジョン〉
空間デザインの新しい価値を導き出し、創造的な社会を構築していくことで、人々の生活や、社会への豊かさに繋げていきます。
〈目的〉
卓越したデザインや優秀なデザイナーを発掘し、それを世界へ発信していくことで、空間デザインの新しい可能性を拡げます。